【2025年版】在留カード不要!Mobal SIMの評判とメリット・デメリットを徹底解説


CEO / Native Japanese Expert
更新日: 2025年12月3日
「在留カードがまだない」「日本の銀行口座がない」それでも日本の電話番号は作れます。来日前の外国人に最も選ばれている「Mobal(モバル)」のSIMカードについて、メリット・デメリット、申し込み方法を完全解説します。
「日本に着いたらすぐにスマホを使いたいけど、在留カードがまだ届かない…」 「日本の銀行口座がないから、大手キャリアと契約できない…」
そんなジレンマを抱える外国人にとって、救世主となるのがイギリス発のモバイルサービス Mobal(モバル) です。
この記事では、なぜMobalが「来日直後の外国人」に選ばれ続けているのか、その理由と**「在留カードなしで契約できるカラクリ」**、そして知っておくべきデメリットまでを公平にレビューします。
関連記事: 他のSIMカード(Sakura Mobile, LINEMO等)と比較したい方は、こちらの決定版ガイドをご覧ください。 👉 【2025年比較】外国人におすすめの日本のSIMカード決定版
💡 結論:Mobalはどんな人におすすめ?
お急ぎの方のために、結論からお伝えします。
| あなたの状況 | Mobalの評価 | 理由 |
|---|---|---|
| 来日前 / 入国直後 | ◎ (最適) | 国際配送無料。空港受取なら在留カード不要で契約可能。 |
| 在留カード未発行 | ◎ (最適) | パスポートだけで日本の電話番号(070/080/090)が持てる。 |
| 日本のクレカ/口座なし | ◎ (最適) | 母国のクレジットカードで支払い可能。 |
| 長期的な安さ重視 | △ (注意) | 格安SIMに比べると月額料金は少し割高。生活が落ち着いたら乗り換え推奨。 |

1. Mobal(モバル)とは? 3つの独自メリット
Mobalは、長年にわたり世界中の旅行者や駐在員にSIMカードを提供しているイギリスの通信会社です。日本の一般的な携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)とは異なる、ユニークな特徴を持っています。

① 在留カード不要!パスポートだけで契約可能
これが最大のメリットです。通常、日本で音声通話付きSIMを契約するには「在留カード」が必須です。しかし、Mobalなら**「パスポート」と「クレジットカード」**だけで契約できます。 「住民登録がまだ終わっていない」「在留カードの発行待ち」という期間でも、電話番号を持つことができます。
② 来日前にゲット!国際配送が無料
Mobalは、世界中の多くの国へSIMカードを**「送料無料」**で配送しています。 出発前に自宅でSIMを受け取り、機内で入れ替えておけば、日本の空港に着いた瞬間からインターネットが使えます。空港カウンターの長い列に並ぶ必要はありません。
③ 「社会貢献」と充実の英語サポート
Mobalは**「Seibo(聖母)」というチャリティプログラムで知られています。収益の一部は、アフリカ・マラウイの子供たちの給食支援に使われます。Mobalを選ぶことは、単にSIMを買うだけでなく、社会貢献にもつながります。 もちろん、Webサイトや契約書、カスタマーサポートはすべて英語対応**。日本の携帯契約にありがちな「2年縛り」もありません。
2. 料金プランと「隠れたコスト」
Mobalの料金体系はシンプルですが、為替レートやプラン改定により変動する場合があります。必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
主なプラン構成(2025年11月時点)
- Voice + Data Plan(音声通話+データ): 日本の電話番号(070/080/090)付き。
- 1GB: ¥1,650 /月
- 5GB: ¥3,190 /月
- 10GB: ¥3,630 /月
- 30GB: ¥4,378 /月
- Voice Lite(通話メイン): ¥990/月。データは500MBまで無料ですが、超過すると高額になるため注意が必要です。
知っておくべき「隠れたコスト」
契約前に以下の点に注意してください。
- 通話料: 「かけ放題」ではありません。国内通話は従量課金(約44円/分)です。
- 初期費用: SIMカード発行手数料として、¥3,300(物理SIM) または ¥3,960(eSIM) がかかります。
- 国際通話/SMS: 海外への発信は高額になりがちです。WhatsAppやMessengerの利用を推奨します。
3. 申し込みから開通までの手順
Mobalの申し込みは非常に簡単で、すべてオンラインで完結します。

Step 1: 公式サイトでプラン選択
Mobal公式サイト にアクセスし、滞在期間やデータ量に合わせてプランを選びます。
Step 2: 受取方法の選択
- 国際配送: 出発まで1週間以上ある場合は、海外の自宅へ配送(推奨)。送料は無料です。
- 日本国内受取: 日本の空港(成田、羽田、関西、中部、福岡など)や主要都市のカウンターで受け取れます。受取手数料は無料です。
Step 3: 本人確認と支払い
パスポート情報を入力し、クレジットカード(海外発行カードOK)で支払います。
Step 4: アクティベーション(開通設定)
SIMカードを受け取ったら、スマホに挿入し、APN設定(インターネット接続設定)を行います。マニュアルは英語で書かれているので安心です。
4. 【重要】本人確認書類のルール
「在留カード不要」には条件があります。受取方法によって必要な書類が異なるため、以下の図を必ず確認してください。

- 空港・カウンター受取: パスポートのみでOK。 在留カードは不要です。
- 国際配送(海外へ送付): 自国の身分証(パスポートや免許証)+ 住所証明。日本の在留カードは不要です。
- 日本国内配送(ホテル・友人宅等): 在留カード(またはマイナンバーカード/免許証)が「必須」です。
⚠️ 注意: まだ在留カードを持っていない場合は、必ず**「空港受取」か「国際配送」**を選んでください。日本のホテルや友人宅への配送を選ぶと、在留カードの提出を求められ、手詰まりになります。
5. ユーザーの口コミ・評判
実際にMobalを選んだユーザーのリアルな声を紹介します。
成田空港でSIMを受け取りました。まだ在留カードを持っていなかったので、パスポートだけで受け取れるのは本当に助かりました。スタッフの英語も完璧で、日本に着いた瞬間から安心して過ごせました。
英語のサポートが素晴らしいです。APN設定で少し戸惑ったときも、すぐに助けてくれました。唯一の欠点は、LINEMOなどの日本の格安SIMに比べるとデータ料金が少し高いことですが、銀行口座がない私にはMobalしか選択肢がありませんでした。
6. まとめ:日本生活のスタートダッシュを決めよう
日本での新生活、最初のハードルは「通信手段の確保」です。 銀行口座を作るにも、部屋を借りるにも、バイトに応募するにも、必ず**「日本の電話番号」**が求められます。
Mobalは、その「最初の番号」を手に入れるための、最も簡単で確実な方法です。 まずはMobalで生活基盤を整え、生活が落ち着いてから必要に応じて他の格安SIMへ乗り換えるのが、外国人にとっての賢い戦略です。
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