【2025】外国人のふるさと納税!住民税を安くして楽天ポイントをもらう方法


CEO / Native Japanese Expert
更新日: 2025年12月8日
外国人もできる「ふるさと納税」のやり方を完全解説。楽天を使えば実質2,000円で住民税が安くなり、お米やお肉がもらえます。ビザへの影響や12月末の期限もカバー。
「会社から『年末調整の書類を出してください』と言われたけど、これって確定申告と何が違うの?」
「どっちもやらないといけないの?それとも片方だけでいい?」
日本で働く外国人の多くが、この2つの制度の違いに混乱しています。実際、Redditでは「会社の締切に間に合わなくて、 ¥66,000 の還付金を失った」という投稿もありました。
この記事では、年末調整と確定申告の違いを明確に解説し、あなたがどの書類をいつまでに提出すべきかを具体的に説明します。

⏰ 2025年の重要な締切:
- 年末調整:2024年11月30日まで(会社による)
- 確定申告:2025年2月17日~3月17日
正しく手続きすれば、平均 ¥20,000~¥100,000 の還付金を受け取ることができます。
年末調整と確定申告、何が違う?【一覧表で比較】
まず、この2つの制度の基本的な違いを理解しましょう。
年末調整(Nenmatsu Chosei) は、会社があなたの代わりに税金の過不足を調整する制度です。一方、確定申告(Kakutei Shinkoku) は、あなた自身が税務署に対して1年間の所得を申告する制度です。
以下の表で、主な違いを確認してください。

| 項目 | 年末調整(ねんまつちょうせい) | 確定申告(かくていしんこく) |
|---|---|---|
| 対象者 | 会社員(原則全員) | 副業収入がある人・年収2,000万円超・医療費控除を受けたい人など |
| 期限 | 11月中旬~末(会社による) | 2025年2月17日(月)~3月17日(月) |
| 誰がやる? | 会社が代行 | 自分で申告 |
| 還付金のタイミング | 12月 or 1月の給与 | 2週間~2ヶ月後 |
| 提出先 | 勤務先の会社 | 税務署(e-Taxまたは郵送・持参) |
基本ルール:会社員は年末調整が基本。確定申告は「特別なケース」だけ必要です。
ほとんどの会社員は、年末調整だけで税金の手続きが完了します。しかし、副業をしている人や医療費が多くかかった人など、特定の条件に当てはまる場合は確定申告も必要になります。
あなたはどっち?年末調整だけでOKな人、確定申告も必要な人
自分がどちらのケースに当てはまるかを確認しましょう。

年末調整だけで大丈夫です。
- 1つの会社からだけ給料をもらっている
- 副業収入が年 ¥200,000 以下
- 特別な控除(医療費控除・住宅ローン控除1年目など)を受ける予定がない
- 会社の提出締切に間に合った
これに当てはまる人は、会社から配られる書類を記入して提出するだけでOKです。
確定申告が「必須」なケース
以下のいずれかに当てはまる人は、必ず確定申告が必要です。
- 年収が ¥20,000,000 以上
- 副業収入が年 ¥200,000 超
- 2つ以上の会社で同時に働いている(掛け持ち)
- 年の途中で退職し、年末までに再就職していない
- 海外赴任から帰国した、または年の途中で日本を出国した
これらのケースでは、年末調整だけでは税金の計算が完結しないため、自分で確定申告をする必要があります。
確定申告すると「お金が戻る」ケース(任意)
以下の場合は、確定申告は義務ではありませんが、申告することで税金が還付される可能性があります。
- 医療費が年 ¥100,000 以上(または所得の5%以上)
- ふるさと納税を 6自治体以上 に寄付した
- 住宅ローン控除を初めて受ける(1年目のみ。2年目以降は年末調整でOK)
- 年末調整を忘れた・会社の締切に間に合わなかった
- 生命保険料控除の書類を出し忘れた
特に、年末調整を逃した人は諦める必要はありません。確定申告(2025年2月17日~3月17日)をすれば、還付金を受け取ることができます。
年末調整の書類の書き方【3つの書類を完全解説】
年末調整で提出する書類は、主に3種類あります。それぞれの書き方を詳しく見ていきましょう。

提出期限と流れ
年末調整の一般的なスケジュールは以下の通りです。
- 10月下旬~11月初旬:会社から書類が配布される
- 11月15日~30日:提出締切(会社によって異なる)
- 12月または1月:還付金が給与と一緒に振り込まれる
⚠️ 重要:この締切を過ぎると、自分で確定申告(2025年2月17日~3月17日)をしないと還付金がもらえません。
会社の締切日を必ず確認し、余裕を持って準備しましょう。
書類①:扶養控除等(異動)申告書
正式名称:給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
目的:基礎控除や扶養控除を受けるための必須書類。この書類を出さないと、どんな控除も受けられません。
記入する主な項目:
-
氏名・住所・生年月日・マイナンバー
- 在留カードと 完全に一致 させること(スペースや大文字・小文字も含めて)
-
配偶者の情報(結婚している場合)
- 氏名・生年月日・マイナンバー
- 収入が年 ¥1,030,000 以下の場合に記入
-
扶養親族の情報(養っている家族がいる場合)
- 子供・親など、あなたが経済的に支援している家族
- 扶養控除額:1人あたり ¥380,000~¥630,000(年齢や同居の有無による)
外国人の方への重要な注意点:
海外にいる家族を扶養に入れる場合、以下の書類が必須です。
- 送金記録(銀行の明細書など、定期的に送金している証拠)
- 親族関係を証明する書類(出生証明書・婚姻証明書など。英語でOK、日本語訳を添付すると確実)
- 家族の収入証明(年収が一定額以下であることの証明)
2023年から審査が厳格化されており、書類不備があると控除が認められないケースが増えています。早めに準備しましょう。
書類②:基礎控除・配偶者控除・所得金額調整控除申告書
正式名称:給与所得者の基礎控除申告書 兼 配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書
目的:あなた自身の所得と配偶者の状況を申告し、控除額を計算する書類です。
記入する主な項目:
-
あなたの今年の収入見込み額
- 1月~12月の給与明細を合計して計算
- 「収入」ではなく「所得」を記入(給与所得控除を引いた金額)
-
配偶者の情報(配偶者控除を受ける場合)
- 配偶者の年収が ¥1,030,000 以下の場合、最大 ¥380,000 の控除
- 配偶者の年収が ¥1,500,000 以下の場合、配偶者特別控除が受けられる
控除額の目安:
- 基礎控除:最大 ¥480,000(年収 ¥25,000,000 以下)
- 配偶者控除:最大 ¥380,000(配偶者の年収 ¥1,030,000 以下)
よくある間違い:
「収入」と「所得」を混同しないこと。給与収入から給与所得控除(最低 ¥550,000)を引いた額が「所得」です。
書類③:保険料控除申告書
正式名称:給与所得者の保険料控除申告書
目的:生命保険・地震保険・社会保険料を支払っている場合、その金額を申告して控除を受けます。
記入する主な項目と控除額:
-
生命保険料控除
- 新制度(2012年1月以降の契約):最大 ¥120,000
- 旧制度(2011年12月以前の契約):最大 ¥50,000
- 種類:一般生命保険・介護医療保険・個人年金保険
-
地震保険料控除
- 最大 ¥50,000
-
社会保険料控除
- 国民年金・国民健康保険を自分で払った場合、全額控除
- 転職時や、家族の保険料を代わりに払った場合も対象
必ず添付する書類:
保険会社から10月~11月に郵送される「控除証明書」のハガキを、この申告書に貼り付けて提出します。このハガキがないと控除が受けられません。
転職した人の追加書類
年の途中で転職した人は、前職の源泉徴収票が必須です。
源泉徴収票は、前の会社が発行する「1月~退職日までの給与と税金の記録」です。これを新しい会社に提出しないと、前職の収入が計算に含まれず、税金を二重に払ってしまう可能性があります。
Redditでは、「転職時に前職の源泉徴収票を提出しなかったため、 ¥50,000 多く税金を払ってしまった」という報告もあります。
もし前の会社が発行してくれない場合:
- ハローワークに相談
- 税務署に「源泉徴収票不交付の届出書」を提出
確定申告が必要な人の書類準備ガイド
年末調整では対応できないケースでは、確定申告が必要です。
確定申告の期限と方法
2025年の確定申告スケジュール:
- 対象期間:2024年(令和6年)1月1日~12月31日の収入
- 申告期間:2025年2月17日(月)~3月17日(月)
- 提出方法:
- e-Tax(オンライン):還付金が 2~3週間 で振り込まれる
- 税務署に郵送・持参:還付金が 1~2ヶ月 で振り込まれる
還付金を早く受け取りたい人は、e-Taxがおすすめです。
還付金を海外に送金する場合はWiseが便利
確定申告の還付金を帰国後に受け取る場合、日本の銀行口座が必要です。Wiseなら口座維持費無料で、実際の為替レートで海外送金できます。
必要書類チェックリスト
確定申告に必要な書類は、以下の通りです。
全員必須の書類:
- 確定申告書(第一表・第二表)
- マイナンバーカード、または(運転免許証 + 通知カード)
- 銀行口座情報(還付金を受け取る口座。日本の銀行口座開設ガイドも参照)
- 源泉徴収票(会社からもらう)
ケース別の追加書類:
医療費控除を受ける場合
- 医療費の領収書(病院・薬局・歯医者など)
- 医療費控除の明細書(国税庁のウェブサイトからダウンロード)
- 基準:年 ¥100,000 または所得の5%(低い方)を超えた分が控除対象
ふるさと納税(6自治体以上)を行った場合
- 寄付金受領証明書(各自治体から郵送される)
- 寄付金控除に関する証明書
- 注意:5自治体以下ならワンストップ特例でOK。6自治体以上は確定申告が必須。
住宅ローン控除を初めて受ける場合(1年目のみ)
- 住宅借入金等特別控除額の計算明細書
- 住宅ローンの年末残高証明書(金融機関から郵送)
- 不動産の売買契約書または請負契約書のコピー
- 土地・建物の登記事項証明書
- 2年目以降は年末調整で手続き可能
副業収入がある場合
- 収入の記録(振込明細・請求書・売上台帳など)
- 経費の領収書(交通費・通信費・仕入れなど)
- 簡易な帳簿(ExcelやノートでOK)
e-Tax vs 書面提出、どっちがお得?
| 項目 | e-Tax | 書面(郵送・持参) |
|---|---|---|
| 還付スピード | 2~3週間 | 1~2ヶ月 |
| 提出時間 | 24時間いつでも | 税務署の営業時間のみ |
| 必要なもの | マイナンバーカード + スマホ/PC | 申告書を印刷 |
| 青色申告特別控除 | ¥650,000 | ¥550,000 |
| メリット | 早い・便利・控除額が高い | ネット環境不要・手書きで安心 |
おすすめ:還付金を早くもらいたい人、青色申告をする人は、e-Taxが圧倒的に有利です。
外国人が間違えやすい5つの落とし穴
日本で働く外国人が特に注意すべきポイントをまとめました。
①名前の表記ミス(ローマ字 vs カタカナ)
問題:税務書類の名前が在留カードと一致していないと、書類が受理されないことがあります。
解決策:
- 在留カードに記載されている通りに記入
- スペース・大文字小文字・ハイフンなども完全一致させる
- 例:在留カードが「JOHN SMITH」なら、カタカナ欄は「ジョン スミス」と記入
②海外送金証明を準備していない
問題:海外にいる家族を扶養に入れる場合、送金記録の提出が必須です。2023年から審査が厳格化されています。

必要な証明:
- 毎月の送金記録(銀行の明細書・送金アプリの履歴)
- 送金先が家族であることの証明
- 家族の収入が一定額以下であることの証明
③前職の源泉徴収票を提出していない
問題:転職した人が前職の源泉徴収票を提出しないと、前職分の税金が計算に含まれず、税金を多く払ってしまいます。
実例:Redditで「6月に転職。前職の源泉徴収票を出さなかったため、 ¥50,000 余分に税金を払った」という報告があります。
解決策:
- 退職時に必ず源泉徴収票をもらう
- もらえない場合は、ハローワークや税務署に相談
- 転職先の会社に早めに提出
④「年末調整」と「確定申告」の締切を混同
問題:「確定申告は3月だから、まだ時間がある」と勘違いして、年末調整の締切(11月)を逃してしまう人が多いです。
正しい理解:
- 年末調整:11月中旬~末(会社の締切)
- 確定申告:2025年2月17日~3月17日
年末調整を逃しても、確定申告で救済できますが、手間が増えます。まずは会社の締切を守りましょう。
⑤会社を辞めて帰国した、確定申告していない
問題:年の途中で退職して帰国した場合、確定申告をすれば税金が戻ってくるケースが多いのに、申告せずに損をしている人がいます。
解決策:
- 帰国前に税務署で確定申告を行う
- 帰国後でも「納税管理人」(日本在住の知人・税理士など)を立てれば申告可能
- 還付金は日本の銀行口座に振り込まれるので、帰国後も使える口座を残しておく
日本を離れる際の年金払い戻しについては、年金払い戻しガイドで詳しく解説しています。
還付金を最大化する3つの裏ワザ
年末調整や確定申告で、多くの人が見逃している控除があります。
-
国民年金の追納も控除対象
- 過去2年分の未払い年金を追納した場合、その全額が社会保険料控除の対象
- 追納額が ¥200,000 なら、約 ¥40,000 の税金が戻る
-
セルフメディケーション税制
- 医療費が ¥100,000 未満でも、ドラッグストアで買った対象医薬品が ¥12,000 以上なら控除可能
- レシートに「★」マークがついている商品が対象
-
ふるさと納税の自己負担を実質ゼロにする方法
- 楽天のキャンペーン時に寄付すれば、ポイント還元で自己負担 ¥2,000 を相殺
- 詳しいやり方はこちら
よくある質問(FAQ)
Q1: 年末調整を忘れた。もう還付金はもらえない?
A: 諦めないでください。確定申告(2025年2月17日~3月17日)をすれば、還付金を受け取ることができます。
Q2: 還付金はいくらぐらい戻ってくる?
A: 平均 ¥20,000~¥100,000 です。生命保険料控除・扶養控除・医療費控除などの内容によって大きく変わります。
具体例:
- 独身・生命保険あり:約 ¥20,000~¥30,000
- 既婚・配偶者扶養あり:約 ¥50,000~¥70,000
- 子供2人扶養 + 生命保険:約 ¥80,000~¥100,000
Q3: 副業収入が年¥190,000。確定申告は必要?【副業の確定申告基準】
A: 不要です。副業収入が年 ¥200,000 以下なら、確定申告の義務はありません。ただし、住民税の申告は必要な自治体もあるので、お住まいの市区町村に確認してください。
Q4: ふるさと納税は年末調整に含まれる?
A: 寄付先が5自治体以下で「ワンストップ特例」を申請した場合は、年末調整不要です。6自治体以上の場合は、確定申告が必須になります。
Q5: マイナンバーカードがない。どうすればいい?
A: 運転免許証 + 通知カード(または住民票の写し)で代用できます。ただし、e-Taxを使う場合はマイナンバーカードがあると便利です。
Q6: 海外の家族を扶養に入れたい。何が必要?
A: 以下の3つが必要です。
- 親族関係を証明する書類(出生証明書・婚姻証明書など。英語でOK、日本語訳を添付すると確実)
- 毎月の送金記録(銀行明細・送金アプリの履歴)
- 家族の収入証明(年収が扶養の基準以下であること)
2023年から審査が厳しくなっているので、書類はしっかり準備しましょう。
Q7: 会社を辞めて帰国した。確定申告はどうする?
A: 2つの方法があります。
- 帰国前に税務署で確定申告を済ませる
- 帰国後でも「納税管理人」(日本在住の知人・税理士など)を立てて申告する
還付金は日本の銀行口座に振り込まれるので、帰国後も使える口座を残しておくことをおすすめします。
Q8: e-Taxでエラーが出る。紙で出してもいい?
A: 問題ありません。税務署に郵送または持参すればOKです。還付は1~2ヶ月後になりますが、確実に処理されます。郵送の場合は、「信書便」または「レターパック」を使いましょう。
まとめ:期限を守って、確実に還付金を受け取ろう
この記事の重要ポイントをまとめます。
基本のルール:
- 会社員は「年末調整」が基本(締切:11月中旬~末)
- 副業・医療費控除・ふるさと納税(6自治体以上)がある人は「確定申告」も必要(2025年2月17日~3月17日)
- 年末調整を逃しても、確定申告で救済できる
外国人が特に注意すべき点:
- 名前の表記は在留カードと完全一致させる
- 海外の家族を扶養に入れる場合、送金証明が必須
- 転職した人は前職の源泉徴収票を忘れずに提出
今すぐやるべきこと:
- 自分が「年末調整のみ」か「確定申告も必要」かを確認
- 会社の締切(11月)を確認し、早めに書類を準備
- 生命保険の控除証明書が届いているか確認
- 間に合わなかった場合は、確定申告(2月~3月)の準備を始める
正しく手続きすれば、平均 ¥20,000~¥100,000 の還付金を受け取ることができます。期限を守って、確実に還付金をもらいましょう。
還付金¥50,000を海外送金した場合、Wiseなら¥3,500お得
銀行の海外送金手数料は約¥7,000。Wiseなら実際の為替レートで約¥3,500だけ。還付金を母国に送る外国人に選ばれています。アカウント維持費無料、送金履歴も自動保存で扶養控除の証明にも使えます。
免責事項
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