【脱・英語教師】日本でエンジニアになる!外国人向けプログラミングスクール厳選3校【最大56万円給付】


CEO / Native Japanese Expert
更新日: 2025年12月15日
英語教師からエンジニアへ。Code ChrysalisやLe Wagonなど、東京の外国人向けプログラミングスクールを徹底比較。ハローワークの「専門実践教育訓練給付金」を使って、受講料の最大70%(56万円)を取り戻す裏技も解説します。
「また来年も、同じ給料で『Repeat after me』を続けるのか?」
もしあなたが今、日本の教室で英語を教えながら、そんな焦りを感じているなら、この記事はあなたのためのものです。
正直に言います。日本で英語教師としてのキャリアには「見えない天井」があります。年収は300〜350万円で頭打ち。契約は1年更新。そして、物価だけが上がっていく東京。
でも、あなたには「英語」という最強の武器があります。それに「プログラミング」という武器を掛け合わせれば、日本の労働市場であなたは一気に「レアキャラ」になれる。年収500万、600万、そしてその先へ。
今回は、先輩エンジニアとして、きれいごと抜きの「日本でエンジニアになるための最短ルート」を教えます。特に、 「ハローワークの制度を使って、スクール費用を最大56万円タダにする裏技」 は、知らないと絶対に損をするので必ず読んでください。
なぜ今、英語教師からエンジニアを目指すべきなのか?
結論から言うと、 「投資対効果(ROI)」がバグるほど良いから です。
現在のあなたの年収はどうでしょう?おそらく月収25万円前後、手取りだと20万円ちょっとではないでしょうか。一方で、東京の生活費は容赦なく上がっています。家賃、電気代、スーパーの食材...気づけば貯金なんてほとんどできていないはずです。
東京の生活費は上がり続けています。今の給料で将来も安心できますか?
プログラミングスクールの費用は、確かに安くありません(約100万円)。しかし、エンジニアに転職できれば、初年度から年収400〜500万円は現実的なラインです。つまり、 スクール代なんて、転職後の給料アップ分だけで1〜2年あれば余裕で回収できてしまう のです。
さらに重要なのが「ビザとキャリアの安定性」です。いつ切られるか分からない講師契約と違い、スキルを持ったエンジニアは企業から「お願いだから来てくれ」と言われる立場になれます。
【最強の裏技】ハローワークの給付金で最大56万円を取り戻す
ここが一番重要なポイントです。多くの外国人がこの制度を知らずに、定価でスクールに通ってしまっています。
日本のハローワークには 「専門実践教育訓練給付金(Education and Training Benefit System)」 という制度があります。これは、「国が指定したスキルアップ講座」を受ける場合、受講費用の最大70%(上限56万円)を国がキャッシュバックしてくれるという神制度です。
受給条件は?
条件はシンプル。「雇用保険(Employment Insurance)に通算2年以上加入していること」。 もしあなたが今の学校や英会話教室で2年以上働いていて、毎月の給与明細で雇用保険料が引かれているなら、おめでとうございます。あなたは対象者です。

実際のインパクト
この制度を使うと、数字はこう変わります。
- Code Chrysalis: 約132万円 → 実質負担 約76万円
- Le Wagon: 約95万円 → 実質負担 約39万円
どうでしょう?「100万円」と言われると尻込みしますが、「39万円で人生変えられる」と思えば、一気に現実的になりませんか?
外国人向けプログラミングスクール「2強」徹底比較
東京で英語で学べる本格的なブートキャンプは、実質的に「Code Chrysalis」と「Le Wagon Tokyo」の2択です。どちらも素晴らしいスクールですが、カルチャーは全く違います。
特徴 Code Chrysalis Le Wagon Tokyo スタイル 軍隊 (Hardcore) クリエイティブ (Community) 期間 12週間 (Full-time) 9週間 (Full-time) 技術 JavaScript / React (モダン) Ruby on Rails (Web基礎) 価格 約132万円 (高い) 約95万円 (やや安い) 給付金 対象 (実質76万円〜) 対象 (実質39万円〜) おすすめ エリート就職ガチ勢 起業・フリーランス志向
1. Code Chrysalis(コードクリサリス)
ここは「軍隊」だと思ってください。もちろん良い意味で。 「Immersive」という名前の通り、3ヶ月間、寝る間も惜しんでコード漬けになります。技術スタックはJavaScript全振り。ReactやVueなど、現代のWeb開発で最も需要がある技術を徹底的に叩き込まれます。
Redditなどでも「就職活動のサポートが手厚い」「卒業生のネットワークが強い」と評価が高く、 「本気でトップ企業を狙うガチ勢」 向けです。入学試験があるのも特徴で、ある程度の事前学習が必須です。
2. Le Wagon Tokyo(ル・ワゴン)
こちらは「クリエイティブスタジオ」のような雰囲気です。 技術スタックはRuby on Railsが中心。Rubyは初心者に優しく、素早くWebサービスを作るのに適しています。「自分のアイデアを形にしたい」「将来は起業したい」「フリーランスになりたい」という人が多く集まります。
卒業後のコミュニティが非常にグローバルで温かいのが特徴。 「楽しみながらプロダクト作りを学びたい人」 向けです。
【第3の選択肢】日本語レベル「N2」があれば費用は1/3になる
ここで、あまり語られない「第3のルート」を提案させてください。 もしあなたに、 JLPT N2レベルの日本語力 があるなら、何も高いお金を払って外国人向けスクールに行く必要はありません。
「Tech Academy(テックアカデミー)」などの日本のスクール を選ぶという手があります。
日本のスクールは、オンライン完結型が多く、費用は30〜40万円程度。ここでも給付金対象のコースを選べば、実質10万円台で受講できることすらあります。
- メリット: 圧倒的に安い。日本の開発現場で使われる日本語も覚えられる。
- デメリット: 教材もメンターとの会話もすべて日本語。
「英語で100万円払う」か、「日本語を頑張って70万円浮かす」か。もし日本語に自信がある、あるいはこれを機に日本語力を爆上げしたいなら、このルートは非常に賢い選択です。浮いたお金で、良質な日本語教材を買ってもお釣りが来ます。
浮いたお金で、まずは『聴く読書』から日本語の勉強を始めてみませんか?
注意!「就職率100%」の嘘とSESの罠 (Horror Stories)
SNSや広告で見る「就職率98%!」のような数字を鵜呑みにしないでください。現実はもっとシビアです。Redditの r/JapanLife を見れば、失敗談(Horror Stories)はいくらでも転がっています。
よくあるのが 「SES(System Engineering Service)の罠」 です。 スクールが紹介してくれる企業の中には、「自社開発」ではなく、エンジニアを他社に派遣してマージンを取る「SES企業」や「派遣会社」が混ざっていることがあります。
- リスク: 低賃金で、スキルがつかない単純作業(テスターや監視業務)をさせられる。
- 対策: 面接で必ず「自社開発(In-house development)ですか?」と確認すること。そして、開発チームに外国人がいるか、英語環境があるかを聞くこと。
「日本語ゼロでもOK」という求人は、実はこのSESか、極端なブラック企業である可能性が高いです。だからこそ、最低限の日本語力は身を守る盾になります。
卒業後の「空白期間」を生き抜く就職戦略
ブートキャンプを卒業した翌日に就職できるわけではありません。平均して3〜6ヶ月の就職活動期間(The Gap)があります。
この期間にやるべきことは2つ。
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ポートフォリオを磨き続ける スクールの課題で作ったアプリをそのままポートフォリオにするのはNGです。採用担当者は見飽きています。卒業後もコードを書き続け、自分オリジナルの機能を足してデプロイし続けてください。「GitHubの草(コミットログ)」を絶やさないことが、やる気の証明です。
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日本の求人サイトもハックする LinkedInは必須ですが、それだけでは競争率が高すぎます。WantedlyやGreenといった日本のITベンチャー御用達のサイトも使いましょう。Google翻訳を使ってでも、プロフィールを登録する価値はあります。
LinkedInだけでなく、日本のエージェントも使い倒すのが就職成功の鍵です。
入学前に準備しておくべき「ハードウェア」と「マインド」
最後に、これから戦場に向かうあなたへのアドバイスです。
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PCはMacを買え: 悪いことは言いません。Web開発の現場はMacが標準です。Windowsだと開発環境の構築だけでエラーが出て、授業に置いていかれる可能性があります。Airで十分なので、M1/M2チップ搭載のMacを用意しましょう。
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Pre-study(予習)は義務: 「お金を払ったんだから手取り足取り教えてもらえる」というマインドは捨ててください。HTML/CSSの基礎くらいは、無料のProgateやFreeCodeCampで終わらせてから入学しないと、最初の1週間で心が折れます(そしてお金が無駄になります)。
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「ググる力」がすべて: エンジニアの仕事の9割は検索です。エラーが出たときに、先生にすぐ聞くのではなく、まず自分で答えを見つける癖をつけてください。
結論:あなたの状況別おすすめルート
長くなりましたが、まとめます。あなたの状況に合わせて、以下のルートを選んでください。
- 予算があり、ガチでキャリアを変えたい、英語環境重視 👉 Code Chrysalis のカウンセリングへ。
- 作りたいサービスがある、起業志向、仲間が欲しい 👉 Le Wagon の体験会へ。
- 予算を抑えたい、日本語(N2)には自信がある 👉 Tech Academy でコスパ最強のキャリアチェンジを。
まずは、各スクールの「無料カウンセリング」を受けてみてください。そこで必ず 「自分は教育訓練給付金の対象になりますか?」 と聞くのをお忘れなく。
その一歩が、あなたの「脱・英語教師」ライフの始まりです!
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